旅行の予約をポイントサイト経由で取る|楽天トラベルとじゃらんの場合

ホテル予約画面を映したスマートフォンと旅行用のスーツケース

結論から言うと、旅行の予約はポイントサイト経由をやる価値がある数少ないジャンルです。還元率そのものは1〜2%台とネットショッピングと変わりませんが、宿泊費は1回あたりの金額が大きいので、同じ1%でも戻ってくる額が桁ひとつ違います。この記事では、楽天トラベルとじゃらんを例に、還元率の目安と上限、経由してから予約するまでの手順、そして「経由したのにポイントがつかない」典型パターンを順番に整理します。

目次

旅行予約で経由は使えるのか

使えます。楽天トラベルもじゃらんnetも、主要なポイントサイトに広告が常設されている定番案件です。カード発行のように「一度きり」ではなく、予約するたびに何度でも対象になるのが旅行案件の大きな特徴で、ここが日用品の買い回りと並んで経由が習慣化しやすい理由でもあります。

しかも旅行予約は、ポイントの取りどころが重なります。ポイントサイトの還元に加えて、楽天トラベルなら楽天ポイント、じゃらんならリクルートポイント(Pontaポイント)が予約サイト側でつき、さらに支払いに使ったクレジットカードのポイントも乗ります。1泊2名で3万円の宿を取れば、経由分1%でも300円分が別枠で戻る計算で、経由を挟む手間は1分もかかりません。

僕の場合、旅行の予約だけは面倒でもポイントサイトのアプリを開いてから始めるようにしています。日用品を数百円分買うときに経由するより、年に数回の旅行で経由するほうが、かけた手間あたりの見返りがはるかに大きいからです。

還元率の目安と上限

2026年8月時点で確認できる範囲では、楽天トラベルの国内宿泊はどのポイントサイトでもおおむね1%前後で横並びです。時期によってはGポイントなど一部が2%まで上がることもありますが、「このサイトが常に強い」という状況ではありません。一方でじゃらんnetの宿泊予約はハピタスが強く、会員ランクの上乗せを含めて2%台後半まで届くことがあります。

ざっくりした目安を並べると、こんな水準感です。

予約の種類還元率の目安(2026年8月時点)
楽天トラベル 国内宿泊1%前後(時期により最大2%程度)
楽天トラベル 観光体験・レンタカー1.6〜3%程度
じゃらんnet 宿泊予約1〜2.6%程度(会員ランク上乗せ込み)
じゃらん 遊び・体験予約2%前後

還元率は広告主の都合で頻繁に動きます。特に旅行は繁忙期と閑散期で条件が変わりやすいので、予約の直前に自分の使うポイントサイトで数字を見てから決めるのが確実です。

そしてもうひとつ、旅行案件で必ず見てほしいのが上限です。宿泊予約は1回の金額が大きいぶん、「1予約あたり◯◯ポイントまで」「月間◯回まで」といった上限が設定されている案件が多く、10万円の予約をしても上限で頭打ちになることがあります。還元率だけ見て「10万円×2%で2,000円分」と皮算用すると、承認時に半分以下だったということが起こります。

還元率のパーセントより先に、案件ページの「獲得上限」と「対象外となる予約」を読んでください。

正直、この上限の記載は案件ページの下のほうに小さく書かれていることが多く、見落としやすい部分です。僕は高額な予約のときほど、この欄をスクリーンショットに撮ってから予約に進むようにしています。

予約手続きの入力画面を表示したノートパソコン

経由して予約するまでの手順

やること自体は単純で、慣れれば1分で終わります。ただし順番を間違えると成果が計測されないので、そこだけは丁寧に。

STEP
宿を先に下見しておく

ポイントサイトを経由した状態であちこち迷うと、途中で別サイトの広告を踏んでしまうことがあります。泊まりたい宿とプランは、経由する前にだいたい決めておきます。

STEP
ポイントサイトで案件を開く

ハピタスやモッピーなどのポイントサイトで「楽天トラベル」「じゃらん」を検索し、案件ページの獲得条件と上限に目を通します。

STEP
「ポイントを貯める」から遷移する

案件ページのボタンから楽天トラベル・じゃらんへ移動します。ここで開いたウィンドウをそのまま使い、URLを打ち直したりアプリに切り替えたりしないこと。

STEP
そのまま予約を確定する

プランを選んで予約を確定します。途中でクーポンを探しに別タブを開くと計測が切れることがあるため、クーポンの取得は経由の前に済ませておきます。

STEP
予約完了メールと判定を確認する

予約完了後、ポイントサイトの「判定中」一覧に案件が並んでいるかを当日〜数日以内に確認します。ここに載っていなければ、この時点で問い合わせの準備ができます。

スマホで予約する場合は、ブラウザの設定でCookieをブロックしていると計測が通りません。プライベートモードや広告ブロッカーも同じ理由で外しておきます。

ポイントがつかないときの原因

経由したつもりでポイントがつかないケースは、原因のパターンがだいたい決まっています。多いのは次の3つです。

予約を変更した

予約後に日程や人数、プランを変更すると、成果が無効になったり、変更後の金額ではなく変更前の扱いで判定が消えたりします。旅行の予約は「とりあえず押さえて後で調整」をやりがちですが、ポイントサイト経由の予約に限っては、条件を固めてから確定するのが安全です。どうしても変更が必要なら、経由分は諦める前提で動いたほうが気持ちが楽になります。

現地払いを選んだ

案件によっては、オンラインカード決済のみが対象で、現地払い(宿泊施設での支払い)は対象外と明記されています。現地払いだと予約後にキャンセルされる割合が高く、広告主側が成果として認めにくいためです。逆に言えば、事前カード決済を選ぶだけで通る話でもあるので、経由するなら決済方法は先に決めておきます。

ちなみに事前カード決済は、カード側のポイントも確実に乗るので、経由するかどうかに関係なく旅行予約では有利です。

キャンセルして取り直した

いったんキャンセルして同じ宿を取り直した場合、取り直しの予約はポイントサイトを再び経由していない限り対象になりません。キャンセルした時点で最初の成果は無効になるので、取り直すときは必ずポイントサイトの案件ページからやり直す必要があります。

成果が反映されないときにやること

1. 予約完了メール(予約番号・予約日時・金額)を保存しておく

2. ポイントサイトの「判定中」に載っていないことを確認する

3. 各サイトの成果反映についての問い合わせフォームから、予約情報を添えて申請する

問い合わせの受付期限は案件や運営会社によって異なり、予約日から一定期間を過ぎると受け付けてもらえません。気づいたら早めに動くのが鉄則です。

旅館の窓辺に置かれたカレンダーとコーヒーカップ

宿泊後に承認されるまでの期間

ここが旅行案件のいちばんの我慢どころです。ネットショッピングの経由なら1〜2か月で確定しますが、旅行予約は違います。成果が確定するのは「予約したとき」ではなく「宿泊が完了したあと」だからです。

キャンセルされるかもしれない予約を先に確定させるわけにはいかないので、広告主は実際に泊まったことを確認してから成果を承認します。つまり、3か月先の旅行を予約した場合、その3か月が経過して宿泊を終え、そこからさらに集計期間が乗ります。案件ページには「宿泊完了月の翌月末ごろ」「宿泊後60日程度」といった目安が書かれていることが多く、予約から数えると半年近くかかることも珍しくありません。

この期間の長さがあるので、「旅行のポイントを次の旅行の費用に充てる」のはタイミング的に難しくなります。僕は経由で得たポイントは旅行資金として当てにせず、戻ってきたら日用品や食料品に回す扱いにしています。当てにしないほうが、判定が消えたときのダメージも小さくて済みます。

サイト独自のポイントと重ねる

ポイントサイトの1〜2%は、あくまで上乗せの一枚目です。旅行予約で効いてくるのは、予約サイト側が用意しているポイント施策のほうで、こちらは条件次第で還元率が二桁になることもあります。

楽天トラベルなら、対象期間中の予約でポイント倍率が上がるキャンペーンや、楽天カード決済による上乗せがあります。じゃらんはリクルートカードでの決済に加えて、定期的に開催される高倍率のポイント還元イベントとクーポン配布が中心です。じゃらんのポイントの貯まり方・使い方についてはじゃらんのポイントの仕組みをまとめた記事で整理しているので、そちらも合わせて読んでみてください。

重ねる順番としては、①ポイントサイトの案件ページを開く→②サイト側のクーポンを取得済みにしておく→③経由して予約、という流れになります。クーポン取得のために予約サイト内をうろうろするのは経由の前に済ませる、と覚えておけば失敗しません。

いまの金額が過去最高かを見る

旅行案件は還元率の変動幅が大きいので、「いま経由すべきか、少し待つか」の判断材料があると強いです。ポイントサイトの案件は過去の還元率の推移を追えるサービスがいくつかあり、いまの数字が過去のピークに近いのか、平常時より低いのかがひと目で分かります。

使い方はどこ得の使い方をまとめた記事で解説していますが、要点は単純で、案件名を入れて各ポイントサイトの現在額を横並びで見るだけです。楽天トラベルのように横並びの案件では差がほとんど出ませんが、じゃらんのようにサイトごとの差が大きい案件では、比べるだけで倍近く変わることがあります。

ただし、旅行の予約は「還元率が上がるまで待つ」と部屋が埋まったり価格が上がったりします。数百円分の還元差より、宿泊費そのものの変動幅のほうが大きいので、待つのは還元率ではなく宿の価格を基準に判断するのが正解です。

まとめ|金額が大きいぶん経由の効果も大きい

旅行予約の経由は、還元率こそ1〜2%台と地味ですが、単価が大きいので1回の予約で数百円から千円分が動きます。年に数回の旅行でこれを取り逃すのはもったいないので、宿を決めたらポイントサイトを開く、を習慣にする価値は十分にあります。

一方で、上限の設定、現地払いの除外、変更・キャンセルでの無効化、宿泊後まで待つ長い承認期間と、引っかかりどころも多い案件です。条件を固めてから経由し、確定するまで寄り道しない。これだけ守れば、ほとんどのトラブルは避けられます。経由の仕組みそのものがよく分からないという方は、ポイントサイト経由の仕組みを解説した記事から読むと、なぜ寄り道が危険なのかも腑に落ちるはずです。

なお、この記事の還元率や条件は2026年8月時点で確認したものです。旅行案件は特に動きが速いので、予約前に各ポイントサイトの案件ページで最新の条件を確認してください。

楽天トラベルのアプリから予約してもポイントサイトの対象になりますか?

多くの案件でアプリ経由の予約は対象外です。ポイントサイトから遷移したブラウザの画面をそのまま使って予約を確定してください。アプリが自動で起動する設定になっていると計測が切れることがあります。

楽天トラベルとじゃらん、経由するならどちらが得ですか?

経由分だけを比べると、2026年8月時点ではじゃらんのほうが高い水準です。ただし楽天ポイントを普段から貯めている方は、経由分の差より楽天側の倍率アップのほうが金額として大きくなることが多いので、自分がどちらのポイントを使い切れるかで選ぶのが実用的です。

経由したポイントはいつ使えるようになりますか?

宿泊が終わってから承認されるため、予約日から数えて数か月かかります。目安は案件ページに記載されているので、予約前に確認しておくと待つ心構えができます。

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